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2010/05/29

エポカ・ヂ・オウロ

5月25・26日は2日連続でブラジルからやって来たショーロの大御所バンド、エポカ・ヂ・オウロのコンサートに足を運びました。

7年ぶりの来日公演ってことですが、7年前はまだショーロは知らなかったので、これが初のエポカ・ヂ・オウロ体験。

両日ともPAに問題があったんですが、演奏は素晴らしいの一言。一日目は割と譜面通りというかCD通りというか、着実な演奏。ジョルジーニョとホナウドの仕掛け合いはありましたが、他のメンバーはおとなしめでした。

二日目は他のメンバーも仕掛け合って、自分はギター弾きなのでトニ vs ジョルジーニョみたいな場面もあって、より楽しめました。

全体のサウンドを仕切っているのは間違いなくジョルジーニョ・ド・パンデイロで、歌うように、そして指揮するようにパンデイロを操ります。他のパートも、それぞれがすごーく歌っている。音一つ一つに魂がこもっていて、それでも気合が入り過ぎるようなことは無く、余裕たっぷりの演奏。とにかく歌心と遊び心にしびれた二日間でした。

両日とも、生音でのヴィブラソエスが白眉でした。本当に一音一音が胸に染み入ってくるような素晴らしい演奏。一日目にはジョルジーニョが昔作ったというサンバをジョルジーニョに内緒でサプライズで演奏し、ジョルジーニョが涙する場面も。ゲスト・ボーカルの渡海真知子さんもあの豪華メンバーをバックに素敵な歌声を披露してくれました。

そして二日目のライブ終了後、メンバーを交えてのホーダ・ヂ・ショーロが行われるってことで、近くのライブハウスへ。集まった面々で11時ごろから演奏を始めつつ、メンバーを待ちます。終電の時間になって半分ぐらいの人が帰っちゃった後、深夜1時過ぎぐらいになって、ホナウドとアントニオ登場!そこからホナウド弾きまくり&しゃべりまくり。

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何曲かみんなで演奏した後、ホナウドがピアニストと何かやりたいと言い出し、アツシさんとホナウドでヴィブラソエス。これがまた素晴らしい!また、ホナウドがアツシさんが知らない曲をどんどん弾いて、アツシさんは音を聴いてその場で伴奏をつけていく場面も。ホナウドのバンドリンも素晴らしいが、アツシさんもすごすぎ。ホナウドもアツシさんのことを絶賛してました。ホナウドとアツシさんのデュオを聴けただけでも、この場に居た甲斐がありました。

自分ももちろんホナウドやアントニオと一緒に演奏させてもらって、至福の時を過ごしました。自分はポルトガル語は出来ないので彼らが何を言っているのか全然分かりませんでしたが、それでも音と笑顔で、彼らのフレンドリーな人柄が伝わってきました。

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ショーロがますます好きになった2日間でした。

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2010/05/24

エレガットの音作り

ライブでは多くの場合、ナイロン弦ギターにピックアップを仕込んだものを使用しています。今使っているのは

Do Souto 7 cordas:前の使用者さんが付けた張りピエゾ(メーカーなどは不明)

がメインで、以下の2本がサブ。

Astrius 7 strings:後付けのL.R.Baggs社 RTシステム2(アンダーサドル・ピエゾ)
西野春平エレガット:最初からついていたアンダーサドル・ピエゾ

どれを使うにしても、必ずL.R.Baggs社のPara Acoustic D.I.というプリアンプ/ダイレクトボックスを使います。

音作りのポイントは、いかに中音域の不要な音域をカットするか。まずNotchツマミでハウる音域をざっくりカット。その後、Midで不要な周波数をざっくりカットします。パラアコはMidがパラメトリックEQになっているので、不要な音域をピンポイントでカットすることが出来ます。これがポイント。

どの辺の周波数をカットするとナチュラルな音になるのかは、その時の機材や会場によって違いますが、だいたいの傾向は掴んでおいたほうがよい。せっかくパソコンがあるんだから、使いましょう。

自分のライブの実際の出音を録音しておいて、それをパソコンに取り込み、DAWソフトやオーディオ編集ソフトなどで色々EQをかけて試してみましょう。パライコがあれば、色んな周波数を上げたり下げたりして、どの音域を上げるとどんな音になるのか、下げるとどうなるのか、把握できるので、便利です。

もちろん実際の現場では色々な影響でシミュレーションどおりには行きませんし、現場ではなんといっても“経験”が物を言うのですが、音作りの傾向を掴んでおけば、あとは現場で微調整で済みますね。

中音域がうまくコントロールできれば、HighやLowはほとんどいじらなくて大丈夫。パラアコはもう5年以上使ってるんですが、最近やっと使いこなせるようになって来ました(笑)

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2010/05/22

メジャースケールとダイアトニックコード

今日はギター教室の生徒さんにメジャースケールとダイアトニックコードの説明。1回の説明じゃ分からないかもしれませんが、これからレッスンで具体的な例を色々と取り上げていくので、おいおい理解できるようになるでしょう。

言葉にしちゃうと、メジャースケール=ドレミファソラシド、ダイアトニックコード=ドレミファソラシドを1個飛びで3声or4声で重ねてできるコード、これだけで終わっちゃうんだけどね(笑)

でもそれを、音楽の中でどう使い、どう発展させて自分を表現していくか、それが大切。最初は考えながらになっちゃうだろうけど、自分でうまくコントロールできるようになると、ギターがもっともっと楽しくなります。

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2010/05/21

ジョアン・ジルベルト

ボサノバの創始者の一人であるジョアン・ジルベルト。世界でどうなのかは知りませんが、日本では人気が高いですね。自分もコンサートに行きましたが、50年にわたりほぼ同じスタイルで、同じ曲を歌い続けるその演奏は、悠久の昔から存在し、未来永劫に続くかのような普遍性を感じさせるものでした。

日本人で彼の“つぶやくような”歌い方をまねている人の多くは、口先だけでつぶやいているからダメなのです。ジョアンは、全身にしっかりと声を響かせて、その上でつぶやくように歌っているのですね。だからボソボソとつぶやくようなスタイルでも、芳醇な香りが漂うのです。あのスタイルを真似できる人は、日本はおろか、ブラジルにもほとんどいないんでしょうね。

もっとも、ブラジルの人々を個性を尊重するので、ジョアン・ジルベルトそっくりに演奏できたとしても、全く評価してくれないでしょう。ジョアンはジョアン。ワン・アンド・オンリーだからこそ、尊いのです。

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2010/05/19

Caminhandoのバイショリーニョ

今日はCaminhandoのバイショリーニョ練習。バイショリーニョとは、ブラジルのショーロ、サンバなどで使われる7弦ギターの独特のスタイル。ベースの役割を果たしつつ、メロディの合間を縫って対旋律的に動き回るパートです。カルトーラやジャコー・ドバンドリンのバックでバックでブリブリ弾きまくってるギターがバイショリーニョ。

で、Caminhandoってのはテンポ♪=120以上で演奏される曲でして、16分音符でビシッと決めなきゃならん。ナイロン弦でテンポ120の16分音符って、けっこう大変です。エレキなら楽勝なんだけどねー。しかも、バイショリーニョはほとんど親指のダウンピッキングのみで弾くので、親指連打!打つべしっ!状態になるわけですねー。

来月にはイベントで披露しなければならないので、頑張りまっす!

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上野動物園のライオンさん、木陰や岩陰で寝ている場合が多くて、あんまり良い写真が撮れなかったんですが、この日は珍しく岩の上でのんびりしてました。やっぱライオンかっこいいねー。
OLYMPUS E-620/ED 70-300mm F4.0-5.6

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2010/05/15

明日は浅草橋のピザ屋で

明日(もう今日だけど)5月15日は浅草橋のピザ屋、ボーノボーノで、私がホストを務めるブラジル音楽デー。

19時からのライブタイムは、あざごんのボーカルにたけかずのギターで、ボサノヴァのスタンダード曲を中心にお贈りします。

20時過ぎぐらいから、オープンマイク&セッション・タイム。みなさんのご参加をお待ちしております。歌だけの方、初心者の方も、たけかずが伴奏しますので、どしどしご参加ください。

5月15日(土)
浅草橋pizzeria buono buono ブラジル音楽デー
http://pizzashige.net/
18時オープン
19時ライブタイム
20時過ぎからオープンマイク
料金:飲食代のみ (※おひねり歓迎!)

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東京都墨田区・旧安田庭園にて
OLYMPUS E-620/ED 12-60 F2.8-4.0 SWD

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ブログのタイトル変更

ブログのタイトルを「7弦風流記」から「yamazaki@guitar」に変更しました。mixiやらtwitterやらを初めて放置状態となっていたブログですが、もうちょっとちゃんと更新しないと、意味ねーなってことで(笑)、心機一転出直します。

でも、あんまり肩肘張ると疲れちゃうので、まあ、適当に(笑)、ギターネタ、写真ネタなど、更新していこうと思います。

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OLYMPUS E-620/ED 70-300mm F4.0-5.6

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