ブラジル製7弦ギターの糸巻き交換
某楽器店に糸巻き交換をお願いしていたブラジル製ドソートの7弦ギター。完了予定日を大幅に過ぎているのでこちらから連絡してみると、出来てるとのこと。出来たらすぐ連絡しろ〜!ごるぁ〜!と怒鳴り込む根性もなく、どーもどーもとニッコリ笑顔で受け取ってきました。
1枚目の写真が、元から付いていたブラジル製の4連の糸巻きなんですが、長いこと使い込まれてきたようで、かなり痛んでいます。先日ついに歯車が欠けてしまったので交換となったのですが、日本ではナイロン弦の7弦ギターはほとんど作られていないため、4連の糸巻きってのは売ってません。
で、どうするかというと、普通の3連×2個セットの糸巻きを2セット買って、1〜3弦側はそのまま、4〜7弦の方は、4〜6弦用の3連を切って2連を作り、それを2つ付けて4連もどきにするわけです。
2枚目の写真、真ん中に切れ目があるのが分かりますよね。選んだ糸巻きはゴトー社製35G620という普及品。2セットなので高級品は使えませんが、それでも糸巻きのトップブランド、メイドインジャパンのゴトーですから、精度はバッチリ、なはず。
上手く切れ目が目立たないように仕上げてくれたんで、ぐっと近づいてみないと切れ目は分かりません。これで使いやすくなって、これからさらに活躍してくれることでしょう。
でもねぇ、このギター、日本に来てからこれで2度目のリペアなんですが、リペアに出すたびに、だんだんブラジルの香りが薄くなっていくような気がして、ちょっと寂しい気もするのですよ、ええ。
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Next Live
♪2011年6月9日(木)
大塚エスペートブラジル
http://aka.gmobb.jp/espetobr/index.html
18時オープン 19時30分から 2ステージ
チャージ 2000円+オーダー
ゲーリー杉田(ボーカル、パーカッション)
高田泰久(カヴァキーニョ)
浅川宏樹(サックス)
山崎岳一(7弦ギター)
名古屋が誇るサンバ界の重鎮、ゲーリー杉田さんを迎えてのこのメンバーでの2回目のライブ。前回同様、盛り上がり必至!
♪2011年6月11日(土)
新橋 Bar Villagewood
http://villagewood.nomaki.jp/
19時オープン 19時30分から 2ステージ
チャージ 2000円+オーダー
西澤沙苗(ボーカル、ギター)
山崎岳一(7弦ギター)
柔らかい歌声でボサノバやオリジナルを歌う西澤沙苗ちゃんと、こちらも2度目の共演。会場のビレッジウッドはバーですが、実はタンドリーチキンやカレーなど本格インド料理が食べられる、お酒が飲めない方でも楽しめるお店です。
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ギター教室のお知らせ
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コメント
僕も最近バンドリンのペグをブラジル製からシャーラーの物に
交換しました。やっぱり全然良いです。しかしブラジルっぽさが
薄れたのも確かですね。。。。。でもチューニングがあわないのは
致命的ですから。。。。
投稿: 尾花毅 | 2011/05/31 01:19
俺の7弦も凄ーくチューニング合わせやすくなりました。ブラジル製の楽器は日本人の感覚で使うと、かなり手直しが必要ですよね。ブラジルのテイストに日本人の精度、良いとこ取りで使って行くのが良いのでしょうね。
投稿: たけかず | 2011/05/31 11:00
ゴトーってクラシック用のペグも扱ってたんですね~
ワタシも電気ギターはゴトーのシャーラータイプに取り替えちゃいました。全然いいっすね
でも前ついてたペグ かっちょいいですね。
投稿: とり | 2011/05/31 14:59
ゴトーはクラシックの世界でも一流メーカーっすよ。前の糸巻き、かっこ良かったんで、部屋に飾っておきます (^_^)
投稿: たけかず | 2011/06/01 02:28