西野春平 エレガット
ロックやらジャズやら、鉄弦のギターばかりを弾いていたその昔。ある日、ふと立ち寄った楽器屋さんで出会ったのが、西野春平氏の製作によるエレガットギターでした。店員さんに薦められるがままに試奏させてもらってみると、それまでの自分には体験した事の無い甘く豊かなサウンドに、1分で購入決定!当時使っていたオベーションのエレアコを下取りに出して購入したのでした。
ラベルには1990年とあります。まだ西野氏がエレガットの製作を始めたばかりの、ほんの初期の作品、ひょっとしたら試作品だったのかもって言うぐらい初期のものですが、当時で20万円ぐらいだったと思います。今でこそ色々なメーカーが競って上質なエレガットを発売してますが、当時はエレガットっていうとまだ色物あつかいで、本格的な楽器はごくわずかでした。
買ったは良いが、当時はジャズばかりやっていたので、出番はぜんぜん無し(笑)それでも音も気に入っていたし弾きやすいしで、家での練習はこればっかり弾いていました。で、2003〜4年ぐらいからボサノバ、サンバなどブラジル音楽を演奏するようになって、7弦ギターを手にするまでの5年ぐらいは、これがメインギターになりました。色々な場所でこのギターで演奏したな〜。
現行のものとはピックアップ、プリアンプが違うみたいですが、生ギターの部分はそれほど変わって無いのでしょうか。西野氏の通常のクラシックギターも素晴らしい楽器ですし、いつか西野氏に7弦のエレガットを注文してみたいなぁと、夢想しているのであります。作ってくれるかどうか分からんけど。
※写真はiPhone4のデフォルトカメラで撮影したものをPictureShowというアプリで加工しています。
| 固定リンク
コメント