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2011/09/06

映画「黒いオルフェ」見ました

ボサノバという音楽に出会ってもう二十数年、ようやく見ました、映画「黒いオルフェ」。ボサノバ・スタンダードとなっているア・フェリシダージ、オルフェのサンバ、カーニバルの朝などおなじみの曲の数々は、この映画のヒットとともに世界に広がっていったのですね。

1959年、フランス、ブラジル、イタリアの合作だそうで、神話にあるオルフェとユリディスの悲恋の物語をリオのカーニバルに舞台を置き換えて描いたお話しです。古くは1600年代初頭にモンテベルディが「オルフェ」を題材にオペラを作っていますが、これがまた素晴らしい曲でして、というのはまた別の機会に述べましょう。

映画に話を戻すと、ストーリーとしては、婚約者がいる男が運命の女性と出会い結ばれるが、その先には悲劇が待っているという、まあ、よくあるお話し。「オルフェ最初から婚約者に冷たすぎ」「どこに誰が居るのか分からないのに高圧線の電源入れたらあぶねーだろ」「婚約者の投げた石に当たって転落って陳腐すぎ」など、今となっては突っ込みどころ満載ですが(笑)、まあ古い映画ですからー。

しかし全編にあふれるサンバのリズム、当時のリオの町並みや風景など、サンバやリオに興味ある人には見所満載でしょう。いつも演奏しているあの曲がどんな場面で使われているのかを知るだけでも、見る価値ありでした。それから、所々にちりばめられたギャグや群衆の映し方など、ハリウッド・ミュージカルの影響を思わせるような場面も多々ありまます。ユリディスが枕の中身を引っ張り出しちゃう場面がお気に入り(^_^)

ストーリーは今となっては陳腐ではありますが、オルフェがユリディスの亡骸を抱いて歩く場面はやはり切ないです。それと、オルフェを慕う二人の子供が効いてますね。彼らが未来のオルフェやユリディスになり、サンバを、そして幸せも不幸せも受け継いでゆく。こうして古(いにしえ)から未来まで、人の営みは続いてゆくのですね。

これからもこの映画で使われた曲を演奏する機会はたくさんあると思います。そんな時、少しでもこの映画のことを思い出せたらなぁと思います。

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コメント

最初に見たのは学生の頃。
たぶん池袋文芸座の3本立てです。
他の2本はベニーグッドマン物語とグレンミラー物語でした。
最後のシーンで踊る女の子にやっつけられましたね~
でもなぜかずーっと白黒映画だと思ってた...

フランス映画なんでオリジナルはフランス語なんですよね
オブリガード ぢゃなくて メルシー って言ってます。

DVDももってます。
2001年 ブラジル版のオルフェもあったんだけど現在行方不明...
誰か持ってってませんか?~


投稿: とり | 2011/09/06 10:37

とりさん
学生のころっすか。俺ももっと若い頃に見ていたらもっと純粋に楽しめたんでしょーか(笑)
俺はポルトガル語版で見ましたけど、フランス語で見たらちょっと笑ってしまいそうですねぇ。

投稿: たけかず | 2011/09/12 02:50

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