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2011/10/11

ライブでの緊張は克服できるのか?

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なんか大げさなタイトルだなぁ(笑)

私はもうギターを弾き始めて30年、ライブをやるようになってから25年以上が経っています。

「ライブの時、緊張しますか?」と訊かれたら、答えは「No」です。

緊張しませーん。

これだけ場数を踏んでりゃ当たり前かもしれませんが、実は、とある出来事がきっかけで緊張しなくなったんです。

これは明確に覚えています。


ライブ活動を始めた頃は、もちろん緊張していました。

緊張して、練習の半分の力も出せないのが当たり前。

どうしたら緊張せずに演奏できるのか、本を読んだりスポーツ選手のインタビューを見たりもしましたが、あまり効果はありませんでした。

ライブの数をこなすうちに、いつものメンバー、いつものお店なら緊張しなくなりました。

それでも、初めての場所や初共演の方とのライブだとちょっと緊張していたんです。


そんなある日、その日のライブは初共演の方とのデュオ。

お店は何度目かの出演でしたが、初共演の相手はプロとして活躍されている方。これまでの私なら緊張してしまう状況でした。


事前に1度リハをしており、なかなか上手くいったので、当日は軽く合わせればOKでしょ、って感じで迎えた当日ですが、実はここ数日ちょっと不摂生してしまって、かなりの寝不足状態だったのです。

で、お店に入って音を出してみると、頭が全然働かない。

コードは弾き損ねる、構成は間違えるで、当日リハはボロボロ。

「こりゃ、今日の俺はヤバい!」と思ったのです。


お相手は初共演のプロの方ですから、ここでヘタな演奏するわけにはいかない。

そして何よりヘタな演奏をお聴かせしては、貴重な時間を割いて会場に足を運んでくださるお客さんに失礼です。

普通ならリハが終わってライブまでの時間は共演者と談笑したり、開場してお客さんが入ってくると、お客さんと話したりするんですが、この日は時間まで譜面でコード進行や構成をチェック。

1stステージと2ndステージの間の休憩時間も譜面とにらめっこ。


そして演奏中は、一所懸命なんてものではなく、それこそ「必死」に演奏しました。

この日の演奏が良かったのか良くなかったのかは分かりません。

演奏の出来不出来など気にする余裕もありませんでした。

なにしろ「必死」でしたから。


それでも演奏が終わると大きな拍手を頂き、共演者の方ともしっかり握手。

「またぜひ一緒に」と言って頂きました。



ここで、ふと思ったのです。

「あれ?今日ぜんぜん緊張しなかったじゃん、俺」


演奏中は、それこそ必死でしたから、周囲の状況を気にする余裕もありませんでしたし、ひょっとしたらそこがステージであることすら忘れていたかもしれません。

つまり「ギターを弾くこと」しか考えていなかった訳で、別の言い方をすれば、ギターを弾くことだけに集中できていたんですね。



そこで身に沁みたのが

「人間、必死になったら緊張する暇なんか無い。」

ってことでした。


ようは「結果を考えるのでは無く、そのこと自体に集中しろ。」ってことで、これって、本やスポーツ選手のインタビューなんかで語られることと同じです。

で、この日を境に、ライブで緊張することは無くなりました。


このエピソードで自分が得た実感は二つ。

一つは先に述べた「人間、必死になったら緊張する暇なんか無い。」ってこと。

もう一つは、書籍などで得た知識はあくまでも知識でしか無く、それを自分で実感してこそ身になるってことです。


ってわけで、ライブで緊張に悩まされている貴方、この記事を読んだからといって、緊張を克服できる訳ではありません。

残念でした(笑)。




でも、緊張しながらジタバタもがいて、それを積み重ねていけば、緊張している中でも実力が発揮できるようになるんじゃないかなーと思います。


イチローだっていまだに緊張するっていうし、越路吹雪は最晩年まで、マネージャーに背中を押されないとステージに出られなかったそうです。

そんな超一流の彼らだって緊張するんです。

まずは「緊張するのが普通」だと思って、気楽に構えるのがよろしいかと思います(^_^)


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