星空に想う
大人になると、夜空をゆっくり眺めるなんていうことは少なくなります。今日は天体ショー、皆既月食。これを書いている時点でも、まだ月は欠けているでしょう。寒さと首の痛さに耐えられずさっさと部屋に戻ってきてしまいましたが、たまには夜空を見上げるのもよろしかろう。
皆既月食になる5分前ぐらいかな。
こちらは皆既月食となった赤くて幻想的な月。
誰でも宇宙の不思議、天体の不思議に興味を持つ時期ってあると思います。太陽や月、色々な星、銀河や宇宙の果て、ビッグバン。いろいろありますが、私が高校生ぐらいの頃に興味を持ったのが火星と木星の間にある小惑星帯。ちょっと前にイトカワが小惑星に着陸して帰ってきて大きな話題になりましたが、あれなんかは、本当にワクワクしましたねー。
アインシュタインの相対性理論に興味を持って色々本を読んだり、ホーキング博士の著書を読んだりもしました。相対性理論は自分の考え方を大きく転換させ、発想に大きな影響を与えてくれました。あれは科学と言うより、もはや思想といってもいい。
月食の暗くて赤い月を眺めながら、色んな事を思い出しました。そしてなにより、多くの友人・知人が同じ時間に同じ月を眺め、いろいろな事に思いをはせていたこと、それが楽しいですね。Twitteを通してリアルタイムで感想を述べ合ったり、デジカメで撮った画像をすぐにアップしていた人もいました。同じ時を、同じ物を見て過ごせる多くの人々が居る。時間や時空を共有できる人たちが居る。それだけで、じゅうぶん幸せですよね。
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